“オノ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:おの
語句割合
己71.4%
自28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
再己(オノ)が世が來た、とほくそ笑みをした——が、氏の神祭りにも、語部(カタリベ)を請(シヤウ)じて、神語りを語らさうともせられなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
「己(オノ)」の方は「お」類の万葉仮名を使い、「惜(ヲシ)」の方は「を」類の万葉仮名を使うという風に、語によってはっきりきまっているということを契沖が見つけたのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
其波の青色の末が、自(オノ)づと伸(ノ)し上る様になつて、頭の上まで拡がつて来てゐる空だ。其が又、ふり顧(カヘ)ると、地平をくぎる山の外線の、立ち塞つてゐる処まで続いてゐる。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其波の青色の末が、自(オノ)づと伸(ノ)しあがるやうになつて、あたまの上までひろがつて来てゐる空である。ふり顧(カヘ)ると、其が又、地平をくぎる山の外線の立ち塞つてゐるところまで続いて居る。