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層
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そ
ふりがな文庫
“
層
(
そ
)” の例文
本来
(
ほんらい
)
の
好心
(
すきごゝろ
)
、
可加減
(
いゝかげん
)
な
慈悲
(
じひ
)
ぢやとか、
情
(
なさけ
)
ぢやとかいふ
名
(
な
)
につけて、一
層
(
そ
)
山
(
やま
)
へ
帰
(
かへ
)
りたかんべい、はて
措
(
を
)
かつしやい。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「しかし事務なんかで頭を使うくらいなら、一
層
(
そ
)
のこと
潰
(
つぶ
)
しにしてしまう方が宜かったんです」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それなら一
層
(
そ
)
の
事
(
こと
)
、
皆
(
み
)
んなで
歸
(
かへ
)
らうとて、
發掘
(
はつくつ
)
を
中止
(
ちうし
)
し、
天幕
(
てんと
)
を
疊
(
たゝ
)
み、
飮餘
(
のみあま
)
したる
麥酒
(
ビール
)
の
壜
(
びん
)
を
携
(
たづさ
)
へて、
裏
(
うら
)
の
池邊
(
ちへん
)
に
行
(
ゆ
)
き、
其所
(
そこ
)
にて
又
(
また
)
小宴
(
せうえん
)
を
張
(
は
)
り、
食物
(
しよくもつ
)
の
殘
(
のこ
)
りを
池
(
いけ
)
の
魚
(
うを
)
に
投與
(
とうよ
)
して、
荷
(
に
)
を
輕
(
かる
)
くし
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
一
層
(
そ
)
のこと、何処かへ外出して居たことにして、十時を過ぎてから電話をかけ、わざと急用の間に合わないことにしてやろうかと、思いましたが、まだ社に入って一年にもならない頃でしたから
たちあな姫
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
私しは自分より女房が可哀相です、自分で一
層
(
そ
)
罪を引受け
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
▼ もっと見る
それよりも一
層
(
そ
)
のこと、義太夫語りになって、天下に名を揚げようと決心した。親父さんの語るのを聞き覚えて、子供の時から大好きだった。申出たら、親父さん、異存がないのみならず
心のアンテナ
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
層
常用漢字
小6
部首:⼫
14画
“層”を含む語句
一層
大層
上層
下層
貝層
層塔
層雲
五層
水層
沖積層
火山礫層
三層楼
三層
層楼
成層圏
地層
岩層
層々
御大層
幾層倍
...