“本来”のいろいろな読み方と例文
旧字:本來
読み方割合
ほんらい75.0%
もちまえ8.3%
もと8.3%
もと/\8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らに奇怪きかいなりしは仏国公使の挙動きょどうにして本来ほんらいその事件には全く関係かんけいなきにかかわらず、公然書面を政府に差出さしいだ
『回外剰筆』の視力を失った過程を述ぶるにあたっても、多少の感慨を洩らしつつも女々しい繰言を繰り返さないで、かえって意気のますます軒昂たる本来もちまえの剛愎がほの見えておる。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
けれど、何度それを本来もとの場所へ当てがってみても、依然として、その躍起の努力も水泡に帰した。
(新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
山又山の九十九折つゞらおりの道が絶えまするから、心ならずもまず此処こゝに逗留致さんければ相成りません、なれども本来もと/\修行の身の上でございますから、雪も恐れずに立とうと思うと
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)