“小昼”のいろいろな読み方と例文
旧字:小晝
読み方割合
こびる57.1%
こひる28.6%
コビル14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岐阜県の北部山間などでは、六月農事のもっともいそがしい時、午後に二度まで出る小昼こびるの二回目を、オトコビルと呼ぶ名もある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そうしてこれにもまた午後の小昼こひるをそういうところと、午前のものだけをコジュウハンというところとができているのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
また一時イツトキ廬堂イホリダウを廻つて、音するものもなかつた。日は段々けて、小昼コビルヌクみが、ほの暗い郎女の居処にも、ほつとりと感じられて来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)