“尋廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たずねまわ50.0%
たづねまはり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ下宿するなら、遠方がよいというので、本郷辺へッて尋ねてみたが、どうも無かッた。から、彼地あれから小石川へ下りて、其処此処そこここ尋廻たずねまわるうちに、ふと水道町すいどうちょうで一軒見当てた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
のがれたれ共外に水死の者五人あり御道具だうぐ荷物にもつの類も落入て以の外の大騷動なれば稻葉家より水練に勝れし者を數十人撰み水中を彼方此方と尋廻たづねまはり漸々やう/\に兩人の水骸しがいを始め御道具類を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)