尊者サン)” の例文
同じキリスト教ながら新教旧教またギリシア教より見れば教外別伝の概あり、一六七六年マドリッド版ナヴァワッテの『支那歴史道徳論トラタドス・ヒストリフス・デラ・モナルチア・デ・チナ』八六頁に尊者サントメ支那に往けり
メデア、ペルシア、大夏バクトリヤ、インド、エチオピアまた南米までも教化したと言う、いわゆる南インドの尊者サントメ派は唐代に支那に入った景教と同じくネストリウスの宗見を奉ずる故
後世これを崇めて達磨と称うとしばしば聞いたと筆せるはトメと達磨タマと音近く『続高僧伝』等皆達磨を南天竺から支那へ来たとしたかららしい、尊者サントメ山とてその終焉の蹟現存す