“富者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふしゃ80.0%
ものもち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅん長閑のどかなる、咲く花にさえずる鳥は人工のとても及ばぬものばかりで、富者ふしゃ貧者ひんじゃも共にけて共に喜ぶ権利はことならない
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
料理屋の料理、家庭料理、富者ふしゃの好む料理、貧者の料理、サラリーマン級の料理、都会料理、田舎いなか料理、老人好み、若人わこうど好み、少年少女向き、病人向き……。
味覚馬鹿 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
『はははは。やはり高家といえば、五郎作ほどの富者ものもちでも、ばれる事を、それ程に思うのでござろうか』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)