“寄合身上”の読み方と例文
読み方割合
よりあいしんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苫家とまや伏家ふせやともしびの影も漏れないはさこそ、朝々の煙も細くかの柳を手向けられた墓のごとき屋根の下には、子なき親、夫なき妻、乳のない嬰児みどりご盲目めくらおうな、継母、寄合身上よりあいしんしょうで女ばかりで暮すなど
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)