マツ)” の例文
天の下よさしマツりし時に、ことよさしまつりし天都詞アマツノリト太詞事フトノリトゴトを以ちて申さく、神いざなぎ・いざなみの命……ことをしへ悟し給ひき。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
父君に我は愛子マナゴぞ。母刀自トジに我は寵子メヅコぞ。参上マヰノボる八十氏人の 手向タムけするカシコサカに、ヌサマツり、我はぞ退マカる。遠き土佐路を
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
隠士ヨステビト(?)も、市の大路オホヂ匍匐ハヒならび、をろがみマツる 雲の上人
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)