たてまつっ)” の例文
しかも余が閲覧室へ這入はいると隣室に居る館員が、無暗むやみに大きな声で話をする、笑う、ふざける。清興を妨げる事は莫大ばくだいであった。ある時余は坪井学長に書面をたてまつって、恐れながら御成敗を願った。
入社の辞 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)