“大躰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
づうたい66.7%
だいたい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背負しよひあるくさま、年はと問へば生意気ざかりの十六にも成りながらその大躰づうたいを耻かしげにもなく、表町へものこのこと出かけるに、何時も美登利と正太がなぶりものに成つて
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かしらの家の赤ん坊が守りをして二錢が駄賃をうれしがり、ねん/\よ、おころりよ、と背負ひあるくさま、年はと問へば生意氣ざかりの十六にも成りながら其大躰づうたいを恥かしげにもなく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「然うさ、五十百歩ひやくぽさ」と、友は感慨かんがいへないといふふうで、「少許すこしめて、少許知識ちしきおほいといふばかり、大躰だいたいおいて餘りたいした變りはありやしない。 ...
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)