“大藪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおやぶ61.5%
おほやぶ30.8%
あおやぶ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三棟みむねある建物のうしろには竹の大藪おおやぶがめぐらしてあって、東南の方角にあたる石垣いしがきの上には母屋もやの屋根が見上げるほど高い位置にある。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「夜店で買つた、大なまくらですが、血が附いて居て、氣味が惡いから、朝のうちに外へ出たとき、御隱殿裏の大藪おほやぶに捨ててしまひました」
「そいつは幇間たいこ医者の大藪あおやぶ医者だろう」