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外
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はぐ
ふりがな文庫
“
外
(
はぐ
)” の例文
「お蝶、」とちと鋭くいうと、いつも叱るのを
外
(
はぐ
)
らかす伝で、蝶吉は三指を
支
(
つ
)
いて
的面
(
まとも
)
に
潰
(
つぶ
)
し島田に
奴元結
(
やっこもとゆい
)
を懸けた
洗髪
(
あらいがみ
)
の
艶
(
つやや
)
かなのを見せて、
俯向
(
うつむ
)
けに
畏
(
かしこま
)
り
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
取り
外
(
はぐ
)
っては一生にまた出逢うことはおぼつかないなれば、源太は源太で我が意匠ぶり細工ぶりを是非
遺
(
のこ
)
したいは、理屈を自分のためにつけて云えば我はまあ感応寺の出入り
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「いや、さう
外
(
はぐ
)
らかしても其手は食はないよ。見に行くのは例の「虎」だらう。今度の趣向はもうちやんと聞いてるぜ。あれは大谷の思ひ付だつて云ふが、
彼奴
(
あいつ
)
も話せる男さね。」
虎
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
取り
外
(
はぐ
)
つては一生にまた出逢ふことは覚束ないなれば、源太は源太で
我
(
おれ
)
が意匠ぶり細工ぶりを是非遺したいは、理屈を自分のためにつけて云へば我はまあ感応寺の出入り、汝は何の
縁
(
ゆかり
)
もないなり
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“外”の意味
《名詞》
(そと)閉じた空間における位置で、閉じた空間に含まれない側。
(ほか)あるものを除外すること。以外。(接続助詞的に)除外して。
(出典:Wiktionary)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“外”を含む語句
外套
外見
外出
外面
外貌
外国
外方
外囲
内外
外聞
門外
戸外
意外
外部
窓外
引外
法外
外国人
外皮
外人
...