増良雄ますらお)” の例文
城中へ疫病えやみが入り込んだのであって、さすがに領主の甚五衛門や浪人組の増良雄ますらおや花村右門と云ったような勇士の面々には変りもないが、生若い武士や使僕こものなどは
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)