“味噌煮唄”の読み方と例文
読み方割合
みそにうた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せた畑を、小作の子が、聞き覚えの味噌煮唄みそにうたをどなって通った。彦太は、この痩地やせちと百姓との宿命を、のろうように、腕ぐみしていた。日が暮れても、たね油の灯がともせない村だった。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)