“召具”の読み方と例文
読み方割合
めしぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松向寺殿の御居城八代やつしろに相詰め候事と相成り、あまつさえ殿御上京の御供にさえ召具めしぐせられ、繁務にわれ、むなしく月日を相送り候。
助のたちの人々此の事を聞きて大いにあやしみ、先づはしめて、十郎掃守をも召具めしぐして寺に到る。
その後某は御先代妙解院殿よりも出格の御引立をこうむり、寛永九年御国替おんくにがえみぎりには、三斎公の御居城八代やつしろ相詰あいつめ候事と相成り、あまつさえ殿御上京の御供にさえ召具めしぐせられそろ
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)