“古賀侗庵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こがとうあん75.0%
こがどうあん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文政二年齢十九の時江戸に出で昌平黌に入り古賀侗庵こがとうあんに従って学び、業えて後尾張徳川家に仕え市ヶ谷の藩邸に住していた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その後仲平は二十六で江戸に出て、古賀侗庵こがとうあんの門下に籍をおいて、昌平黌しょうへいこうに入った。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ただ一人ひとり、木曾福島の武居拙蔵たけいせつぞう、その人は漢学者としての古賀侗庵こがどうあんき、塩谷宕陰しおのやとういん松崎慊堂まつざきこうどうにも知られ、安井息軒やすいそっけんとも交わりがあって、しばらく御茶おちゃみず昌平黌しょうへいこうに学んだが
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)