“口銭”のいろいろな読み方と例文
旧字:口錢
読み方割合
こうせん83.3%
コンミッション8.3%
コンミツ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糸の取引をしたり、唐物とうぶつの輸入をしたり、金銀の口銭こうせんを取ったり、その富の力の盛んなことは、外国までも響き渡るほどの大尽でありました。
小さい口銭コンミッションりなどして、小才のく、世話好きの男である。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
何しても、若い頭のいいところにゃかないません、こんな話は、金公直取引じきとりひきとおいでなされば、たんまりと口銭コンミツにありつけるんでげすが、なんにしてもペロがいけませんからな。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)