“取續”のいろいろな読み方と例文
新字:取続
読み方割合
とりつゞ66.7%
とりつゞき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て取續とりつゞきの出來できるやう頼み申度尤も丸々まる/\貴樣の厄介やくかいかけるといふわけには非ず是はいさゝかなれども何ぞ商賣でも初めさせて下されよと後藤は用意よういの金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
列座れつざ方々かた/″\、いづれもかね御存ごぞんじのごとく、それがし勝手かつて不如意ふによいにて、すで先年せんねん公義こうぎより多分たぶん拜借はいしやくいたしたれど、なか/\それにて取續とりつゞかず、此際このさい家政かせい改革かいかくして勝手かつてとゝのまをさでは、一家いつかつひあやふさふらふ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
一水呑村せん名主惣内後見こうけん九郎兵衞并にさい深申上奉つり候當名主たうなぬし九助と申者は私共のをひに御座候處數年すねん困窮こんきうに付家内相談の上江戸表に奉公かせぎに罷出候みぎ留守中るすちうは私共并に九助妻里のみ取續とりつゞきも相成兼候故右惣内方より時々じゝ合力がふりよくうけやうやくに取續とりつゞき罷在候處五ヶ年目に九助歸村仕つり留守中るすちうさい里惣内と不義ふぎいたし候と申立惡名あくみやう相付あひつけ私し共親子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)