“厚顏”の読み方と例文
新字:厚顔
読み方割合
あつかま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんなにわたし厚顏あつかましうござんしたつて、貴方あなたむしつて、ててくださいなんぞと、そんなことまをされますものですか。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
……あゝ、こりゃあんまり厚顏あつかましかった。おれうてゐるのではい。大空中おほぞらぢゅういっうつくしい二箇ふたつほしが、なにようがあって餘所よそくとて、其間そのあひだかはってひかってくれとひめたのんだのぢゃな。