“厚誼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぎ87.5%
かうぎ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本書の出版に関して厚誼こうぎを受けた新井直弥、南方靖一郎の両氏に、また補筆のため私に静かなへやを与えられた斎藤一二君に厚い謝意を表したく思います。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
皆くたびれて居るだろうけれどそれにも構わず墓の検分に来てくれたのだ。実に有り難い。諸君。諸君には見えないだろうが僕は草葉のかげから諸君の厚誼こうぎを謝して居るよ。
(新字新仮名) / 正岡子規(著)
逍遙子が鴎外若しシエクスピイヤの千魂萬魂を一つにべたるものを見出さば、おのれこれを歐羅巴に吹聽して呉れんずといはるゝは、あはれめでたき厚誼かうぎなるものから
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)