“南枝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんし80.0%
ミナエ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらに仰ぐと、葉はみな、南へよく茂り、わけて勢いのいい南枝なんしの一つは、中天の龍みたいであった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
胡場こば北風ほくふういなゝき、越鳥ゑつてう南枝なんしくふ、故郷こきやうわすれがたきは世界の人情にんじやう也。
きょうは雨つづきの後の晴天で、珍しく川口さん夫妻が小さい娘の南枝ミナエ子をつれてきて、うちの太郎と動物園へ今出かけたところ。