“卒直”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そっちょく71.4%
いっぽんぎ14.3%
すなお14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
極わめて卒直そっちょくなる科学的なる、唯物的なる、実証的なる思想によって裏付けされていることに想到するであろう。
全体主義 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかるにこの日招かれて来て、そうして彼女に会って見て、そうして彼女から卒直いっぽんぎの恋の素振そぶりを見せられて、始めて彼は身を焼くような恋の思いに捉えられた。彼は彼女にそそられたのである。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
卒直すなおに承引されぬからじゃ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)