“卒伍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そつご87.5%
ソツゴ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光秀は、池田勝三郎の隊に伍して転戦していたが、彼ももともと、卒伍そつごに交じって、槍先の首ばかりを争っている男ではなかった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊木若狭いぎわかさが備中越前鎮撫総督ちんぶそうとくになつた時、父は其勇戦隊の卒伍そつごに加はらうとするにも、幾多の抗抵に出逢つたのである。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
コノ若殿、サキガケ御在オワセバ、軍中、何トナク重キヲナシ、卒伍ソツゴノ端々ニマデ心ヲ強メケル——
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)