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制札
ふりがな文庫
“制札”の読み方と例文
読み方
割合
せいさつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいさつ
(逆引き)
黒木の門には
小庇
(
こびさし
)
の付いた窓があり、昔はここで訴願などを受付けたという。また門の脇には
高札場
(
こうさつば
)
があって、現在でも領主加賀様の
制札
(
せいさつ
)
が掲げられる。
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「あゝ、あっちにもみちがあるのか。そっちへも
制札
(
せいさつ
)
をして置かなかったのは失敗だった。ねえ、君。」
二人の役人
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「さっそく諸所へ、厳戒の
制札
(
せいさつ
)
を立てろ。また、
令旨
(
りょうじ
)
は、大塔ノ宮のおん名を以てするがいい」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
制札(せいさつ)の例文をもっと
(10作品)
見る
“制札”の意味
《名詞》
禁止する事項を箇条書きにして街角に立てた札。
(出典:Wiktionary)
“制札(
高札
)”の解説
高札(こうさつ・たかふだ)とは、古代から明治時代初期にかけて行われた法令(一般法、基本法)を板面に記して往来などに掲示して民衆に周知させる方法である。なお、特定の相手や事柄を対象として制定された法令(特別法)を記した同様の掲示を制札(せいさつ)と呼ぶが、その実際の運用上は厳密に区別されていたとは言い難かったようである。
(出典:Wikipedia)
制
常用漢字
小5
部首:⼑
8画
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“制札”の関連語
高札場
“制”で始まる語句
制
制服
制止
制御
制馭
制動機
制限
制肘
制裁
制度
“制札”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
吉川英治
山本周五郎
宮沢賢治