“写真機”のいろいろな読み方と例文
旧字:寫眞機
読み方割合
しやしんき50.0%
キャメラ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といふ掛声かけごゑとゝもに、制吒迦せいたかごとあらはれて、写真機しやしんき附属品ふぞくひんを、三金剛杵こんがうしよごと片手かたてにしながら、片手かたてで、おびつかんで、短躯小身たんくせうしん見物けんぶつちうつておよがして引上ひきあげた英雄えいゆうである。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その待ち構えていた沼津に着いたのは田鶴子さんが御殿場で凸凹した富士山を写真機キャメラに収めてから少時しばらくのちだった。お父さんのお友達の仙夢せんむさんがプラットフォームに出迎えていてくれた。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)