“鈷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
60.0%
もり20.0%
かま20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五二壇場だんぢやうの御前なる三の松こそ此の物の落ちとどまりしところなりと聞く。すべて此の山の草木泉石せんせきれいならざるはあらずとなん。
三人のバンデリエロ(もり役)が、めいめい左右の手に一本ずつ持って、一人が二本を同時に牛の脊中に突き刺し、三人で順順に六本突き刺す。
闘牛 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
原子爆彈をつくつたといふが、その使ひ方のそぶりをみると、人類といふものは、石のかまや槍を使つてゐた原始時代に比べてそんなにちがつてゐない。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)