“冐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をか40.0%
おか40.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その翌朝、雨ををかして馬上、新冠にひかつぷの御料牧場を見に行く途中で、染退しぶちやり川荒廢の跡を調べ、中下方なかげはうに於ける淡路あはぢ團體の農村を見た。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
ゆゑ貴下きかが、吾等われらすくはんとて、いて危險きけんおかすがごときは、吾等われらふかうれふるところなり。
ところかぜいた人が常磐津ときはづを語るやうなこゑでオー/\といひますから、なんだかとおもつてそばの人に聞きましたら、れは泣車なきぐるまといつて御車みくるまきしおとだ、とおつしやいましたが、随分ずゐぶん陰気いんきものでございます。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)