“再聞”の読み方と例文
読み方割合
またぎき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからの一つの『学士会院ラシステキューの鐘』と題した方は、再聞またぎき再聞またぎきと言ってしかるべきであるが、これはわしに取って思出おもいでの怪談としてお話したい。
不吉の音と学士会院の鐘 (新字新仮名) / 岩村透(著)
その頃日本画の生徒に中国の人でなにがしというのがいた。このなにがしという人の実際出遇であったことを、私は直接聞いたのであるから、再聞またぎきの話としても比較的信用がける方だ。
白い光と上野の鐘 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
それにうもこの怪談というやつは再聞またぎきのことが多い。その中でもまだあまり人に話したことのない比較的最も深い印象を与えられたものというと、突嗟とっさの場合ずこの二題をす。
白い光と上野の鐘 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)