“内法”の読み方と例文
読み方割合
うちのり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして抜く手も見せず斬り付けてくると「葺下しの茅葺屋根ゆえ内法うちのりが低いから、切先を鴨居へ一寸ばかり切り込んでがちり」。
レコードの寸法を標準として作るとしても、内法うちのり外法そとのりを間違えたために、いざ出来て見るとレコードが入らなかったなどという失敗は、なさそうで実は往々にして経験することだ。
初重の仕形だけのもあり、二手先または三手先、出組だしぐみばかりなるもあり、雲形波形唐草生類彫物しやうるゐほりもののみを書きしもあり、何より彼より面倒なる真柱から内法うちのり長押なげし腰長押切目長押に半長押
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)