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余沫
ふりがな文庫
“余沫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よまつ
57.1%
しぶき
14.3%
とばしり
14.3%
とばちり
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よまつ
(逆引き)
そのためには、
余沫
(
よまつ
)
をうけて書かでもがなの人のことや秘事までが出されたりして、余計にその事件に関係をもった当事者たちを
苛立
(
いらだ
)
たせ迷惑をかけもした。
芳川鎌子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
余沫(よまつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
しぶき
(逆引き)
雪解の
雫
(
しずく
)
は両側に並んだ同じような二階
家
(
や
)
の軒からその下を通行する人の
襟頸
(
えりくび
)
へ
余沫
(
しぶき
)
を
飛
(
とば
)
している。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
余沫(しぶき)の例文をもっと
(1作品)
見る
とばしり
(逆引き)
竜之助は、微笑を以て言下に果し合いの申込みを引受けて、その微笑の
余沫
(
とばしり
)
を冷やかに壮士の
面
(
かお
)
に投げる。壮士も剛胆なもので、
従容自若
(
しょうようじじゃく
)
として懐中から紙を取り出して
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
余沫(とばしり)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
とばちり
(逆引き)
その
余沫
(
とばちり
)
を、いつも彼の嘲罵の的になっている福島と云う青木の家と丁度背中合せで、近頃新築した可成り大きい家の主人に向けたものらしかった。
琥珀のパイプ
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
余沫(とばちり)の例文をもっと
(1作品)
見る
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
沫
漢検準1級
部首:⽔
8画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目
“余沫”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
甲賀三郎
中里介山
谷崎潤一郎
長谷川時雨
与謝野晶子
永井荷風