“余市”の読み方と例文
読み方割合
よいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶志内から私は小樽、ついで余市よいちと一泊したのだが、書くための紙数がのこっていない。小樽も余市もけっして進歩的な性格の土地ではなく、それにはそれの長い歴史が伴っている。
しきりに登つて見たくなつた。車中知人O君の札幌農科大學に歸るに會つた。夏期休暇に朝鮮漫遊して、今其歸途である。余市よいちに來て、日本海の片影を見た。余市は北海道林檎の名産地。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
しきりに登って見たくなった。車中知人O君の札幌さっぽろ農科大学に帰るに会った。夏期休暇に朝鮮漫遊して、今其帰途である。余市よいちに来て、日本海の片影へんえいを見た。余市は北海道林檎りんごの名産地。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)