“但馬国”の読み方と例文
読み方割合
たじまのくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどそこのうみからは、どうしても日本にっぽんくにはいのぞみがないので、ぐるりとそとまわって、但馬国たじまのくにからがりました。
赤い玉 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
○又尾張の名古屋の人吉田重房があらはしたる筑紫記行つくしきかう巻の九に、但馬国たじまのくに多気郡たけこほり納屋村なやむらより川船にて但馬の温泉いでゆいた途中みちしるしたるくだりいはく、○猶舟にのりてゆく
天保十二年五月簡堂は水野越前守忠邦が革政の際総毛の代官より抜擢ばってきせられて勘定吟味役兼納戸頭なんどがしらとなり、天保十四年六月但馬国たじまのくに生野いくの銀山の視察に出張し、同年九月帰府の後
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)