“会堂”のいろいろな読み方と例文
旧字:會堂
読み方割合
かいどう57.1%
チヤーチ14.3%
キルヘ14.3%
チャーチ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々ひとびとこころせよ、それはなんじらを衆議所しゅうぎしょわたし、会堂かいどうにてむちうたん。また汝等なんじらわがゆえによりて、つかさたちおうたちのまえかれん。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
会堂チヤーチなかのぞいて見た事もない。まへへ立つて、建物を眺めた。説教の掲示を読んだ。鉄柵の所を往つたりたりした。ある時はかつて見た。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
市役所の時計が十二時を打つと同時に隣のヨハン会堂キルヘの鐘が鳴り出す。群集が一度にプロージット・ノイヤール、プロージット・ノイヤールと叫ぶ。爆竹に火をつけて群集の中へ投げ出す。
先生への通信 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「美禰子さんは会堂チャーチ
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)