“耶蘇会堂”の読み方と例文
読み方割合
やそかいどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は大坂の秀頼の許しと、関東の大御所の印可とをあわせて得て、日本に一大耶蘇会堂やそかいどうをたてる目的のもとに、地を捜すための旅に出た。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中にピオが日本で耶蘇会堂やそかいどうを建てた時の用意として、蛮書や漢書から写し取っておいたものと思わるる病者救治の秘方が一冊あって、何気なく、その漢訳されている個所だけを拾い読みしてまいると
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)