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仏罰
ふりがな文庫
“仏罰”のいろいろな読み方と例文
旧字:
佛罰
読み方
割合
ぶつばち
71.4%
ぶつばつ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶつばち
(逆引き)
仏罰
(
ぶつばち
)
が当りますぞ……と叱って返しました……が……お千世殿が帰られてからタッタ一人になりますと
扨
(
さて
)
、何とのう心配になって参りましたので、コッソリと本堂に参りまして
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
神罰もくだりませう、
仏罰
(
ぶつばち
)
も当りませう、それもよく心得てをります。けれどこの貞阿は
実
(
じつ
)
に感じたままをお話しするまででございます。まことに人間の心ほど不思議なものはありませぬ。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
仏罰(ぶつばち)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぶつばつ
(逆引き)
「いやいや、いかに
人間界
(
にんげんかい
)
に
化現
(
けげん
)
している身とはいえ、
勢至菩薩
(
せいしぼさつ
)
を
縄
(
なわ
)
つきなどになされては、あとの
仏罰
(
ぶつばつ
)
がおそろしかろう。あの婦人はわれわれ五人へ渡したまえ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
当行学院御院主、昨秋
来
(
らい
)
関東
御巡錫中
(
ごじゅんしゃくちゅう
)
の故を以て、その留守を預かる
院代
(
いんだい
)
玄長
(
げんちょう
)
と申す者じゃ。邪魔立て致すとは何を暴言申さるるか、霊地の庭先荒さば
仏罰
(
ぶつばつ
)
覿面
(
てきめん
)
に下り申すぞッ
旗本退屈男:06 第六話 身延に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
仏罰(ぶつばつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“仏罰”の解説
仏罰(ぶつばち)とは、仏(如来)が悟った根本の真理に背いたために自然に蒙る(とされる)罰のこと。神罰との対比でよく誤解されているが、仏が罰を与えるのではない。ただし、これは仏教全体の解釈ではない(後述)。
(出典:Wikipedia)
仏
常用漢字
小5
部首:⼈
4画
罰
常用漢字
中学
部首:⽹
14画
“仏”で始まる語句
仏蘭西
仏
仏陀
仏頂面
仏壇
仏性
仏国
仏弟子
仏像
仏心
“仏罰”のふりがなが多い著者
神西清
吉川英治
佐々木味津三
夢野久作