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乙鳥
ふりがな文庫
“乙鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つばくら
40.0%
つばめ
30.0%
いっちょう
10.0%
つばくらめ
10.0%
つばくろ
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つばくら
(逆引き)
古い京をいやが上に
寂
(
さ
)
びよと降る
糠雨
(
ぬかあめ
)
が、赤い腹を空に見せて
衝
(
つ
)
いと行く
乙鳥
(
つばくら
)
の
背
(
せ
)
に
応
(
こた
)
えるほど繁くなったとき、
下京
(
しもきょう
)
も
上京
(
かみきょう
)
もしめやかに
濡
(
ぬ
)
れて、
三十六峰
(
さんじゅうろっぽう
)
の
翠
(
みど
)
りの底に、音は
友禅
(
ゆうぜん
)
の
紅
(
べに
)
を溶いて
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
乙鳥(つばくら)の例文をもっと
(4作品)
見る
つばめ
(逆引き)
と思うと、浪人の、黒奉書の片袖が、
乙鳥
(
つばめ
)
の羽のようにひるがえって、真っ白い
腕
(
かいな
)
に電撃の速度がついた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乙鳥(つばめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いっちょう
(逆引き)
ただ一筋の
出処
(
しゅっしょ
)
の裏には
十重二十重
(
とえはたえ
)
の
因縁
(
いんねん
)
が
絡
(
から
)
んでいるかも知れぬ。
鴻雁
(
こうがん
)
の北に去りて
乙鳥
(
いっちょう
)
の南に
来
(
きた
)
るさえ、鳥の身になっては相当の弁解があるはずじゃ。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
乙鳥(いっちょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つばくらめ
(逆引き)
おん
眼
(
め
)
こそ
翅
(
つばさ
)
うるめる
乙鳥
(
つばくらめ
)
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
乙鳥(つばくらめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つばくろ
(逆引き)
舟はようやく町らしいなかへ
這入
(
はい
)
る。腰障子に
御肴
(
おんさかな
)
と書いた居酒屋が見える。
古風
(
こふう
)
な
縄暖簾
(
なわのれん
)
が見える。材木の置場が見える。人力車の音さえ時々聞える。
乙鳥
(
つばくろ
)
がちちと腹を返して飛ぶ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
乙鳥(つばくろ)の例文をもっと
(1作品)
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乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
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乙鳥口
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