“乗初”のいろいろな読み方と例文
旧字:乘初
読み方割合
のりそ50.0%
のりぞめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軒に藤棚があって下を用水が流れる、火の番小屋と相角あいかどの、辻の帳場で、近頃塗替えて、島山の令夫人おくがた乗初のりそめをして頂く、と十日ばかり取って置きの逸物に違いないが——風呂敷包み一つ乗らない
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伊勢丸いせまると云ふ其の新造しんぞう乗初のりぞめです。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)