“中常侍”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
ちゅうじょうじ | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“中常侍”の解説
中常侍(ちゅうじょうじ)は、古代中国の官職。皇帝の身の回りの事を司る侍中府の中の一役職であり、皇帝の傍に侍り、様々な取次ぎを行う。常に皇帝の傍にいるので、絶大な権力を誇った。
後漢の永元4年(92年)以降、宦官専任の官職となり、宦官の中では大長秋(皇后侍従長)に次ぐ位。
後漢では中常侍は侍中とともに命令の取次や顧問応対(皇帝に直接進言を行うこと)が認められており、禁中への立ち入りや宿衛が厳しく規制されていた侍中と異なり、宦官である中常侍は常に自由に出入りする事ができたことから大きな力を得るに至った(反対に、後漢において政治権力を振るうことが可能であった宦官は、現職の中常侍もしくは経験者に過ぎなかった)。
製紙法の蔡倫や三国志の奸臣として有名な十常侍などがこれに就いている。
(出典:Wikipedia)
後漢の永元4年(92年)以降、宦官専任の官職となり、宦官の中では大長秋(皇后侍従長)に次ぐ位。
後漢では中常侍は侍中とともに命令の取次や顧問応対(皇帝に直接進言を行うこと)が認められており、禁中への立ち入りや宿衛が厳しく規制されていた侍中と異なり、宦官である中常侍は常に自由に出入りする事ができたことから大きな力を得るに至った(反対に、後漢において政治権力を振るうことが可能であった宦官は、現職の中常侍もしくは経験者に過ぎなかった)。
製紙法の蔡倫や三国志の奸臣として有名な十常侍などがこれに就いている。
(出典:Wikipedia)