“不品行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふしだら54.5%
ふみもち27.3%
あやまち9.1%
ふひんかう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、ついぼやくやうにいふ事がある。自分の病気を不品行ふしだらせゐだとばかし思つてゐる患者は、それが羅馬字と関係があると聞いて、大抵は一寸吃驚びつくりする。
何故なぜ息子の返事を聞いて泣き出したか解る筈もないが、察する所、自分が若い頃の不品行ふみもちに比べて、息子の純潔なのについ知らず感激させられたものらしい。
又貴方への熱中のすべてが不品行あやまちであることにお気付きならない!
するとおかみさんもかんがえました。その不品行ふひんかうはづかしくなつてたのです。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)