“一撃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちげき44.4%
ひとうち27.8%
ひとう27.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ最も危険なる最も愉快ゆかいなる場合にしてこの時の打者の一撃いちげきは実に勝負にも関すべく打者もし好球をたば二人の廻了ホームインを生ずることあり
ベースボール (新字新仮名) / 正岡子規(著)
彼等は鐡鉤かぎをおろせり、その一者ひとりほか一者ひとりにいふ、汝わが彼のしりに觸るゝをねがふや、彼等答へて、然り一撃ひとうち彼にあつべしといふ
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「ゆうべも、半夜のあいだ、あの牢人を連れ歩くうち、絶えず、一撃ひとうちくれてやろうと、狙い続けていたが、どうしても、打ち撲ることができなかった」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)