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ひあし
ふりがな文庫
“ひあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
日脚
62.1%
陽脚
20.7%
日晷
5.2%
陽足
5.2%
日足
3.4%
晷
1.7%
火足
1.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日脚
(逆引き)
春の
日脚
(
ひあし
)
の西に
傾
(
かたぶ
)
きて、遠くは日光、
足尾
(
あしお
)
、
越後境
(
えちござかい
)
の山々、近くは、
小野子
(
おのこ
)
、
子持
(
こもち
)
、
赤城
(
あかぎ
)
の峰々、入り日を浴びて花やかに夕ばえすれば
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
ひあし(日脚)の例文をもっと
(36作品)
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陽脚
(逆引き)
秀吉は、
呵々
(
かか
)
と笑い捨てて、早や
飛鞭
(
ひべん
)
遠くを指していた。疾駆する馬の背から、折々
陽脚
(
ひあし
)
を仰いだ。刻々の寸時も惜しまれているらしい。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひあし(陽脚)の例文をもっと
(12作品)
見る
日晷
(逆引き)
この頃の
日晷
(
ひあし
)
はよほど詰まって、ゆう六ツの鐘を聴かないうちに、狭い家の隅々はもう薄暗くなった。
半七捕物帳:07 奥女中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひあし(日晷)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
陽足
(逆引き)
お勢の部屋を通つて、お茂世の部屋だつた六疊の縁側から見ると、西向の狹い庭に
漸
(
やうや
)
く高くなつた
陽足
(
ひあし
)
が這つて、その中程——ぐつと板塀寄に、檢屍前のお茂世の死骸が横たはつて居るのです。
銭形平次捕物控:163 閉された庭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひあし(陽足)の例文をもっと
(3作品)
見る
日足
(逆引き)
案外に話が早く纏まって、二人が柳原へ出かけたのは、最初の晩から四日目の暮れ六ツ過ぎであったが、このごろの
日足
(
ひあし
)
はめっきり詰まったので、あたりはもう真っ暗な夜の景色になっていた。
半七捕物帳:43 柳原堤の女
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひあし(日足)の例文をもっと
(2作品)
見る
晷
(逆引き)
しかれども忘れられたる古墳を尋ね
弔
(
とむら
)
はんには、秋の彼岸には
晷
(
ひあし
)
既に傾きやすく、やうやうにして知れがたき断碑を尋出して
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
しんの墓は
小日向水道町
(
こびなたすいどうちょう
)
なる日輪寺にありと聞きしのみにて、いまだ一たびも行きて
弔
(
とむら
)
ひしことなければ、この日初夏の
晷
(
ひあし
)
のなほ高きに加へて、寺は
一牛鳴
(
いちぎゅうめい
)
の間にあるをさいはひ杖を曳きぬ。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ひあし(晷)の例文をもっと
(1作品)
見る
火足
(逆引き)
雨になったのでいっそうせいてやってるようすである。もとより
湿
(
しっ
)
けのある
朽
(
く
)
ち
葉
(
ば
)
に、
小雨
(
こさめ
)
ながら降ってるのだから、
火足
(
ひあし
)
はすこしも立たない。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ひあし(火足)の例文をもっと
(1作品)
見る
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