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なぐさめ
ふりがな文庫
“なぐさめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
慰藉
48.1%
慰
25.9%
安慰
7.4%
慰安
7.4%
心慰
3.7%
慰問
3.7%
慰藉品
3.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慰藉
(逆引き)
せめてもの
慰藉
(
なぐさめ
)
にしようと試みるのであったが、しかし何となくその身の行末
空恐
(
そらおそろ
)
しく、ああ人間もこうなってはもうおしまいだ。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
なぐさめ(慰藉)の例文をもっと
(13作品)
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慰
(逆引き)
偶然二階の彼女の部屋に行つてさういふところを見ると、私も言ひしれぬ寂しさを感じ
慰
(
なぐさめ
)
の言葉も出ない事がよくあつた。
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
なぐさめ(慰)の例文をもっと
(7作品)
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安慰
(逆引き)
彼は
漸
(
やうや
)
く教義を探り、この中に
安慰
(
なぐさめ
)
を求めんとしたりしたが、この事も亦た彼を失望せしめたり、教にありて世を渡るといふなる信者づれも
苟且
(
かりそめ
)
の思ひ定めにて
トルストイ伯
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
なぐさめ(安慰)の例文をもっと
(2作品)
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慰安
(逆引き)
ああ、せめてかわりに、休息と
慰安
(
なぐさめ
)
、それでもほしい。
幸福のうわおいぐつ
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
なぐさめ(慰安)の例文をもっと
(2作品)
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心慰
(逆引き)
さうしてその心配が、時にとつては、——せん枝にも、久保田君にも——一種の道樂に等しい
心慰
(
なぐさめ
)
である。心配のなりゆきを考へる時、希望に似た胸のときめきがあるに違ひ無い。
貝殻追放:015 「末枯」の作者
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
なぐさめ(心慰)の例文をもっと
(1作品)
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慰問
(逆引き)
しているうちに、何か事でも起ると困るから
慰問
(
なぐさめ
)
かたがたつなぎにやっておいた
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なぐさめ(慰問)の例文をもっと
(1作品)
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慰藉品
(逆引き)
と禿頭は
玻璃棚
(
ガラスだな
)
からクルクルと巻いたのを出しては店先に
拡
(
ひろ
)
げた。子供には想像もつかない遠い遠いメリケンから海を渡って来た奇妙な
慰藉品
(
なぐさめ
)
を私はどんなに
憧憬
(
あこがれ
)
をもって見たろう。
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
なぐさめ(慰藉品)の例文をもっと
(1作品)
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