“しがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
斯学58.8%
斯學17.6%
仕覚11.8%
仕覺5.9%
士鄂5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分にはこの二つの態度がいつまでも互いに別々に離れて相対しているという事が斯学しがくの進歩に有利であろうとは思われない。
かく觀察かんさつされてみるとき著者ちよしやごと斯學しがく專攻者せんこうしや非常ひじよう恥辱ちじよくかんぜざるをないのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
い加減にうちでも拵へる仕覚しがくをしておくれとふ度に異見をするが、その時限りおいおいとそら返事して根つから気にも止めてはくれぬ、とつさんは年をとつて
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
加減かげんうちでもこしらへる仕覺しがくをしておれとたび異見ゐけんをするが、其時そのときかぎりおい/\と空返事そらへんじしてつからにもめてはれぬ、とつさんはとしをとつて
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
星巌の集に「戊戌元旦、塩田士鄂しがく、天野九成、大沼子寿、門田堯佐もんでんぎょうすけ、名越士篤、三上九如、服部士誠ト同ジク不忍池上酒巻立兆ガ氷華吟館ニ燕集えんしゅうス。子寿詩まず成ル、因テソノ韻ヲ次グ。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)