“かいしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魁首30.0%
劊手20.0%
会主10.0%
海珠10.0%
界趣10.0%
界首10.0%
皆朱10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆徒ぎゃくと魁首かいしゅ天草四郎時貞を御討取遊ばされ、物数ものかずならぬそれがしまで恩賞に預り、宿望相遂げず、余命を生延いきのそろ
いわゆるかのヴィクトル・ユーゴーが「血を流すは血を流すことなり。人を殺すは人を殺すことなり。劊手かいしゅの帽に代うるに皇帝の冠をもってするも、兇殺人の性質はうるところなし」
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
一体そうした秘密映画というものは、一と通りの仕草しぐさを撮ってしまうと、あとは千辺一律せんぺんいちりつで、一向いっこう新鮮な面白味をもたらすものではない。そこで会主かいしゅは、会員の減少をおそれて一つの計画をてた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
白い衣服の老人は、袂から黄金や海珠かいしゅの類を出して前へ置いた。
申陽洞記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
外教にいえる幽霊とは、魂魄神こんぱくじんのことなり。ないし、外には魂魄神の名あり、内には心意識の異あり、界趣かいしゅに行く者は心王蔵識しんのうぞうしきなり。五識、心所しんじょ等は身肉五根による。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「こゝは、津浦しんぽ線の界首かいしゅ駅から真一文字だ。まず、こゝへ、南軍が、全力をあげて殺到して来るものと見なければならん。」
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
高蔵人は身拵みごしらえ凛々りりしく、両刀を挟んだ上に、六尺柄皆朱かいしゅの手槍をひっさげて、相生総左衛門の屋敷に忍び込みました。