“モノガタリ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ものがたり
語句割合
叙事詩50.0%
物語50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神が現れて、自身には人の口をりて語り出す叙事詩モノガタリは、必その村その国の歴史と信じられて来た。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さて、のりと——宣詞——は、後によごと要素をもこめて、祝詞ノリトと称し、又分れて宣命となつた。其如く、よごとは、物語モノガタリ——口立ての歴史——となり、又抒情詩を分出せしめる様になつて行く。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)