“スヽ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
25.0%
25.0%
25.0%
須々25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治五年二月より明治十年十月まで学問ノスヽメ発売高合して五十九万八百四十六部、彼れが明治の開化史に於て偉大なる影響を及ぼしたるや知るべきのみ。彼れは実に無冠の王なりき。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
さてわれらこの日より星をスヽぎて乳汁色チヽイロ
詩語としての日本語 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
出雲国造神賀詞の「彼方ヲチカタの古川岸、此方の古川岸に、生ひ立てる、若水沼ワカミヌマのいや若えにみ若えまし、スヽぎ振るをどみの水の、いやをちにみをちまし……」
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
能登の崎 須々スヽの社に来たりけり。岸せまりたる黒きたぶの森
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)