“アタ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あた
語句割合
吾田20.0%
20.0%
20.0%
這入20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武埴安タケハニヤス彦の妻吾田アタ媛密かに来て倭の香具山の土を取り領巾ヒレツヽ
劉璋リュウショウノ暗弱ヲ以テシテモ守ルニ足レリ。今、イクサヲ挙ゲテ遠征シ転運万里、全功ヲ収メント欲シ、呉ツトイエドモソノヲ定ムルコトアタワザラン。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ワタなかの島に とよもし来たるアタ つくして来よと セチにし思ふ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
「いいえ。きっと這入アタってよ。それにその芝居キリフダネタというのが世界に類例のない事実曝露の探偵恐怖劇なんですから……」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……更に小竹シヌ宮に遷る。是時にアタりて、昼暗きこと夜の如し。已に多くの日を経たり。時人常夜行くと言ふ。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)