“ゆるゆる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
緩々64.1%
悠々28.2%
寛々7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつもおしゃべりの弁信がかえって沈黙して、いちいちお雪ちゃんの言うことに耳を傾けながら、緩々ゆるゆるとして歩いて行くのであります。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
悠々ゆるゆるしていた方が病人のためになると思った時は、わざと悠々したりなどするのが例でありました。
下枝は無念さ遣る方なく、身体からだもだえて泣き悲しむを寛々ゆるゆると打見遣り
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)