“ゆきた”の漢字の書き方と例文
語句割合
行立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借金もあるうちですから漸々だん/\行立ゆきたたなくなって、居候どころじゃアごぜえませんから、出てくれろと云われるのは道理もっともと思って出ましたが、ほかに親類身寄もありませんから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
賭博いたずらばかり烈しく致して居りますが、あすが日、親父の腰へ縄でも附きますような事がありますと、私も見てはいられませんが、漸々だん/\借財が出来まして、うしても此の暮が行立ゆきたたず
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
是では何うも親子三人行立ゆきたたないので……世帯しょたいを持たしてんな商法でもさせたいと思ってもおっかさんが目が悪いんですから、と云って親の有る者は育児院では入れてはくれますまいから
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)